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側面2列目までの作成
1面十字を作ったなら、ひっくり返して底面に持ってきます。 そして今度は、下の網目部分の位置のキューブを揃えていきます。
網目の部分には、 コーナーキューブとエッジキューブを組み合わせた状態にしてからスロットインさせていきます。 つまりF2L法の目的は、 コーナーキューブとエッジキューブのセットをいかにして作るかということです。
セットを作るには、ペアとなるコーナーキューブとエッジキューブを探さなければなりません。 それら2つのキューブの位置関係によって、様々なパターンができる訳です。 これらは大きく分けて次の5つに分類できます。
- 2つのキューブ共上段にあり、離れている(初級編)
- 2つのキューブ共上段にあり、くっついている(中級編)
- コーナーキューブが下段にある(中級編)
- エッジキューブが中段にある(上級編)
- 両方とも上段に無い(上級編)
このうち初級編は1番目の分類だけ扱いますが、 2番目、3番目の分類に含まれる基本的なパターン(下図参照)も初級編に組み入れています。
初級編で覚える全パターン
初級編では以下の16パターンを覚えます。 実際には8パターン×2(対称型)なので、半分だけ覚えれば応用が利きます。 揃える方法については、各画像をクリックして下さい。
コーナーキューブの白面が上を向いている場合は、 エッジキューブの側面の色をセンターキューブと合わせます。
パターン1~4を基本形と呼びます。 中級編以降では、この基本形を作り出す方法について考えていきます。
その他のパターンについて
分類2~5のパターンは、取り合えず分類1のパターンにします。
2つのキューブがくっついている場合
何も難しいことを考えず、 下の図のようにして切り離しましょう。
コーナーキューブが下段にある場合
目的のコーナーキューブが下段にある場合は、 上段に持ち上げます。 この時、エッジキューブとくっついたり巻き込んだりしないよう気を付けます。
エッジキューブが中段にある場合
目的のエッジキューブが中段にある場合は、上段に持ち上げます。 下の図のように、コーナーキューブを巻き込んだり、 くっつけたりしないよう気をつけながら持ち上げましょう
両方とも上段に無い場合
コーナーキューブ、エッジキューブが同じ所にはまっているのであれば、 下のように操作して上段に持ち上げ&切り離すことが可能です。
もしもコーナーキューブ、エッジキューブが別々の所にはまっているのであれば、 一つずつ上段に持ち上げなければなりません。 しかしそれはかなり時間のロスになるので、 他の色のペアを優先しましょう。 F2L法では、揃えやすい所から揃えて行きましょう。