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ここから、文字列に関する操作を見ていきたいと思います。 最初は、簡単に文字列を装飾する方法です。 HTMLタグを組み込んでも文字を装飾できますが、 JavaScriptでも簡単な装飾ならできるので、その方法を見てみることにしましょう。
文字を装飾するスクリプト
では以下のスクリプトを、HTMLのBODY内に記入してみましょう。
<script> document.write("文字を装飾します<br>"); document.write("大きくする".big()+"<br>"); document.write("小さくする".small()+"<br>"); document.write("太字にする".bold()+"<br>"); document.write("斜体にする".italics()+"<br>"); document.write("取り消し線を付ける".strike()+"<br>"); document.write("固定幅フォントにする".fixed()+"<br>"); document.write("下付き文字にする"+"2".sub()+"<br>"); document.write("上付き文字にする"+"2".sup()+"<br>"); document.write("文字色を指定する".fontcolor("red")+"<br>"); </script>
<サンプル>↓
文字を装飾するには、上記のように文字列の後ろにピリオドを付け、 装飾に関する命令文を繋げます。 ただしこのページではフォントを「メイリオ」にしているので、 Windowsユーザーの方の多くは「斜体」の部分は傾いていないかも知れません(現時点でメイリオに斜体は無いので)。
- 文字列.big()
- 文字を大きくする
- 文字列.small()
- 文字を小さくする
- 文字列.bold()
- 太字にする
- 文字列.italics()
- 斜体にする
- 文字列.strike()
- 取り消し線にする
- 文字列.fixed()
- 固定幅フォントにする
- 文字列.sub()
- 下付き文字にする
- 文字列.sup()
- 上付き文字にする
- 文字列.fontcolor(カラー名)
- 文字色を指定する
なお、下線を引く命令文は調べてみたのですが、無さそうです。 下線を引くにはまた別の方法を用います。 まあスタイルシートで指定すれば済むことですが(苦笑)
複数の装飾を指定する
文字列に複数の装飾を施すこともできます。 以下のスクリプトをHTMLのBODY内に記入してみてください。
<script>
var str = "複数の装飾";
document.write(str.fontcolor("green").big().bold());
document.write("を施した文字列");
</script>
<サンプル>↓
上述のスクリプトのように、装飾命令を複数繋げて指定すればOKです。 なお上記のように変数に格納された文字列も装飾可能です。