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前のページでは、条件に合っているかどうかを判断して、合っている時に処理を行う方法を見ました。 このページでは、条件に合っているかどうかによって、別々の処理を行う方法について見ていきます。
条件に合っていない場合に行う処理は演算子「!=」を使って記述することもできますが、 elseを使うと二通りの処理を一度に記述できます。
if~else文の記述の仕方
if~elseの構文は、以下のように記述します。
- if ( 条件式 ){ 処理1 } else { 処理2 }
- 条件式に合致している場合、処理1を実行します
- 条件式に合致しない場合、処理2を実行します
記述の仕方は上記の通りです。条件式に合っていれば処理1を、合っていなければ処理2が実行されます。 このようにして、条件により処理を分岐させることができます。
簡単なサンプルを見てみましょう。以下のように記述してみました。何と表示されるでしょうか?
<script>
var num = 5;
if ( num < 3 )
{
alert("3より小さいです。");
}
else
{
alert("3より大きいです。");
}
</script>
サンプル(別窓)
答えは「3より大きいです。」となります。変数numには5が入っているので、条件式「 n < 3 」には当てはまりません。 その結果、else以下の処理が行なわれる訳です。
if~elseを重ねる
if~else文を重ね合わせて、何重にも処理を分岐させることもできます。以下のサンプルをご覧下さい。
<script>
var num = 5;
if ( num == 3 )
{
alert( "3が入っています。" );
}
else
{
if ( num == 4 )
{
alert( "4が入っています。" );
}
else
{
alert( "3,4ではありません。" );
}
}
</script>
サンプル(別窓)
上記サンプルでは、変数numに5を代入しています。そして最初のif文で、変数numが3かどうかをチェックしています。 そうではないのでelse以下が実行されます。
elseの中で、もう一度if文を使っています。変数numが4かどうかをチェックします。4ではないので、else以下の処理が行なわれます。 その結果、「3,4ではありません。」と表示されます。
因みに上記の式は、以下のようにすっきりと書くことができます。
if ( n == 3 ){ alert( "3が入っています。" ); }
else if ( n == 4 ) { alert( "4が入っています。" ); }
else { alert( "3,4ではありません。" ); }
次のページでは、条件分岐のもう一つの命令文、switchを紹介致します。