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ここからリンク編になります。まずは相対パスと絶対パスについて見ていきます。 それらの違いと使用法について考えていきましょう。
相対パスと絶対パス
他のページにジャンプさせようと思うとき、 そのページと元のページを結び合せる必要があります。 そのようにファイル同士を結び合わせることを、ハイパーリンクとか、 略してリンクと呼びます。
他のファイルにリンクするためには、そのファイルの位置情報を記さなければなりません。 その位置を表すものをパスと呼びます。
パスには、現在のファイルから見て相対的な位置関係を示す相対パスというものと、 絶対的な位置を示す絶対パスというものがあります。
相対パス
相対パスと絶対パスを例えで考えてみましょう。 同じ町内に住んでいる山田さんのことを家族に話すとします。 その時はただ「山田さん」と言うだけで通じるでしょう。
もし隣町の山田さんのことを話すのであれば、「1丁目の山田さん」 と少しだけ補足情報を入れればOKです。
絶対パス
しかしながら、全然別の県に住んでいる山田さんに手紙を書くときには、 ただ「1丁目の山田さん」と言っても届きません。 その場合は「○○県○○市○○町1丁目2-3 山田太郎様」という感じで、 住所を頭から書き記す必要があります。
上記の例では、正式な住所に当たるのが絶対パス、 「山田さん」のように身近な人を略して述べているのが相対パスになります。 住所の場合は北海道であろうと沖縄であろうと、 どこから見ても不変です。これが‘絶対’パスなのです。
パスの使い分け方
インターネット上のファイルも同じように考えます。 自分のサイト内のファイルであれば相対パスを使って簡単に記すことができます。
反対に他の人が作ったHPなどにリンクする場合は、 絶対パスで書かなければなりません。 「http://~」で始まるURLは絶対パスになります。