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今度は、ウェブページ上に引用文を掲載する時のHTMLタグを紹介致します。 引用文を表示するタグは2つあります。
引用文を表すHTMLタグ
引用文を表すHTMLタグは、以下の2つです。
- <blockquote>引用文</blockquote>
- 長い文の引用の場合に使います。多くのブラウザでは左右にインデントが入ります。
- <q>引用文</q>
- 短い文の引用に使います。前後に引用符が挿入されます。
これらのタグは、引用文にだけ用いて下さい。引用符を付けたいからという理由だけでqタグを使うのは間違いです。
また、これらのタグには、cite属性というものを追加することがあります。 ここに、引用元のURLを記述します。
- <q cite="引用元URL">引用文</q>
- cite属性には引用元のURLを記述します。
引用文タグを使ったサンプル
では引用文タグを使ったサンプルを作ってみましょう。 ウィキペディアのHTMLのページから少しの引用をしてみたいと思います。
Wikipedia:HyperText Markup Language
ではtemp.htmlを開いて、「lesson8.html」というファイル名でtextフォルダに保存して下さい。 そしてbody内に以下のように記述してみましょう。
<p>HTMLをウィキペディアで調べてみると、 <q>ウェブ上の文書を記述するためのマークアップ言語</q> と書かれていました。 以下もウィキペディアからの引用です。</p> <blockquote> ウェブの基幹的役割を持つ技術の一つで HTMLでマークアップされたドキュメントは ほかのドキュメントへのハイパーリンクを 設定できるハイパーテキストであり、 画像・リスト・表などの高度な表現力を持つ。 </blockquote>
ブラウザで表示すると、以下のようになります。
qタグで囲った部分は引用符が付いています。またblockquoteタグで囲った部分は左右にインデントが入っています。