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- 枠線のスタイル設定
このページでは枠線に関連したスタイルの指定方法について見ていきます。
枠線の一括指定
上下左右の枠線を一括で指定するには、プロパティと値を次のように指定します。
- border : 色 種類 太さ
- 枠線を付けるにはborderプロパティを用います。値は色・種類・太さの3つを記述します。
- 3つの値の順番は入れ替わっても大丈夫です。
- 値にnoneを指定すると枠線は引かれません。
- 線の種類については以下をご覧ください。
線の種類
solid
実線
double
二重線
ridge
隆起した線
groove
窪んだ線
dotted
点線
dashed
破線
inset
内側が窪んだ線
outset
内側が隆起した線
(サンプル)
<style> div{ width : 92px; //横幅を92pxにする padding : 2px; //内側の余白を2pxに margin : 2px; //外側の余白も2pxに display : inline-block; //横並びにするため } .sol{ border : 2px solid green; //幅2pxの緑の実線 } .dash { border : dashed fuchsia 2px; //幅2pxのピンクの破線 } .rid { border : aqua 2px ridge; //幅2pxの水色の隆起線 } </style> <div class="sol">solid</div> <div class="dash">dashed</div> <div class="rid">ridge</div>
<表示結果>
枠線の個別指定
上下左右の枠線を個別に指定することもできます。
- border-top : 色 種類 太さ
- 上側の線のスタイルを指定します。
- border-bottom : 色 種類 太さ
- 下側の線のスタイルを指定します。
- border-left ; 色 種類 太さ
- 左側の線のスタイルを指定します。
- border-right : 色 種類 太さ
- 右側の線のスタイルを指定します。
<style> h1{ border-top : 5px double red; //上側に二重線を引く border-bottom : 5px double red; //下側に二重線を引く text-align : center; //中央揃え } </style> <h1>枠線の個別指定</h1>
<表示結果>
枠線の太さ
線の太さだけを指定する方法もあります。もちろん線種や色も指定しないと線は引かれないので、後から太さを変えたりする時に使うことができます。
- border-width : 太さ
- 4方向の線の太さを一括指定します。
- border-top-width : 太さ
- 上側の線の太さを指定します。
- border-bottom-width : 太さ
- 下側の線の太さを指定します。
- border-left-width : 太さ
- 左側の線の太さを指定します。
- border-rigth-width : 太さ
- 右側の線の太さを指定します。
(例)
<style> p{ border : 1px solid silver; //1pxで銀色の実線 border-left-width : 10px; //左側の線の太さだけ10pxに変更 } </style>
枠線の色
線の色だけを指定する方法もあります。もちろん線種や太さも指定しないと線は引かれないので、後から色を変えたりする時に使うことができます。
- border-color : 色
- 4方向の線の色を一括指定します。
- border-top-color : 色
- 上側の線の色を指定します。
- border-bottom-color : 色
- 下側の線の色を指定します。
- border-left-color : 色
- 左側の線の色を指定します。
- border-right-color : 色
- 上側の線の色を指定します。
(例)
<style> p{ border : 1px solid blue; //1pxの青の実線 border-right-color : navy; //右側の線色を紺色に変更 border-bottom-color : navy; //下側の線色を紺色に変更 } </style>
枠線の種類
線の種類だけ指定する方法もあります。もちろん色や太さも指定しないと線は引かれないので、後から線種を変えたりする時に使うことができます。
- border-style : 種類
- 4方向の線の種類を一括指定します。
- border-top-style : 種類
- 上側の線の種類を指定します。
- border-bottom-style : 種類
- 下側の線の種類を指定します。
- border-left-style : 種類
- 左側の線の種類を指定します。
- border-right-style : 種類
- 上側の線の種類を指定します。
(例)
<style> div{ border-color : teal; //線の色を青緑にする border-width : 2px; //線幅を2pxにする border-style : groove; //線のスタイルを窪み線にする </style>
角の丸め
- border-radius : 丸めの半径
- 4隅の角を指定した値で丸くします。
- 値は複数指定することもできます。
- 値が2つなら、1つ目の値は左上と右下、2つ目の値は右上と左下になります。
- 値が3つの場合、左上→右上&左下→右下に適用されます。
- 値が4つなら、左上→右上→右下→左下の順になります。
(サンプル)
<style> div{ width : 7em; //横幅7文字分に制限 padding : 3px 1em; //上下3px,左右1文字分の余白 margin : 2px; //枠線の外側に2pxの余白 display : inline-block; //横並びにする border : 2px solid gray; //線幅2pxの灰色の実線を付ける } .one{ border-radius : 10px; //4隅の角を半径10pxに丸める } .two{ border-radius : 10px 5px; //左上・右下は10px,右上・左下は5pxに丸める } </style> <div class="one">値が一つの場合</div> <div class="two">値が二つの場合</div>
<表示結果>